桐たんす 相徳(あいとく) 桐箪笥一筋 

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ブログブログ 伝統工芸と ともに歩むブログ 桐たんす事例集

桐箪笥 防カビ剤について 




★桐箪笥は お客様の使用の環境によっては カビが発生することがあります。

桐のたんすのよさは 
湿気に対して敏感に反応して 内部の湿度を一定に保とうとするところが良さです。

桐の表面が湿気を吸うときには 表面に埃が付着します。
この埃と湿気がカビの元になります。

つまり 湿気を吸うということは 一定以上の負荷をたんすにかけると カビがはえやすいという条件になります。

左画像は 
実際のお客様のお箪笥。

長い間 開を開けることもなく ほぼ放置状態で 数年が経過したそうです。





★都立産業技術研究センター での研究★


★カビと一口に言っても 
種類もいろいろ。

種が違えば 性格も異なりますし、はえる条件的なことも異なります。

どういったカビが どのように生えるのかを特定していくことになります。


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★カビを 殺す 繁殖させない条件をいろいろと検討していきます。

どの条件で カビに効くのかを特定していきます。


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★一方で 

塗った後の 風合いの変化 色の変化も確認します。







★チェック項目は いろいろありますから
実際かなりの数に及びます。

実際に 確認をしていく作業が重要です。






★実際の桐箪笥への塗布★


実際に塗っている作業中の画像です。

乾いていないので 色が変わったように見えますが 乾くと変化がないのがわかります。





★市販できる状態のものが完成しました。★

★都立産業技術研究センター様の
ご協力をいただいたことにより 
充分な効果が期待できる
防カビ剤が完成いたしました。

現在特許も出願中です。








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