桐箪笥 防カビ剤について 実習と講習
★桐たんすは カビが発生する可能性があります。 桐たんすには 湿気を吸ったりはいたりして 中の湿度を一定に保とうとする働きがあります。 このことによって 中の衣類等が 保存されるわけですが 湿気を吸うということは そこに蓄積する可能性があるということであり 埃などが貼り付いた状態になる可能性があるということです。 おかれている環境 状況によっては そこにカビが発生する可能性があります。 この可能性をさげるためには 一番は環境の改善なのですが それ以外には いろいろ考えられても 本来の働きと 相容れない部分が大きくなってしまいます。 薬剤の処理 ということでよいのか ということもありますし 人工物を使うというところにも抵抗があります。 また 天然のものでも その機能に持続性があるかということになると 難しくなってきます。 皮膜をかけるのが 確実性が高いわけですが それでは本来の機能と 相容れません。 一方で 桐たんすの業者の中には カビはえませんをうたっている業者もありますが 何をしているのか どれほどの機能があるのか などを明示していません。 私は これには疑問を持っています。 ★ |
★都立産業技術研究センター で 実習と講習★
★実際に白衣を着て カビの実習と講習を受けました。 きちんと 体系的に学習しておきたいと かねがね思っていたので、たいへんにありがたいことです。 じっくりと 数週にわたって 講習・実習を受けさせていただきました。 ★ |
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カビにも いろいろな種類があります。
生育条件も カビによって大きく異なります。
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拡大してみれば それぞれがまったく異なることは明らか。
同じ生育条件であれば 基本同じ種のカビが発生するので
同じ防カビの手法を用いればいいことになります。
都立産業技術センターと 共同開発へ
★ 実際に発生するカビの種類を同定する。 その種類のカビに 有効な防かび剤を特定していきます。 発生するカビの種類は おおよそ特定されるわけですが 置かれている環境は異なるので 常に同じカビというわけにはいきません。 いくつかのカビに有効なものを特定していくことになります。 |
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★テストピースへの塗布を繰り返し 変化を確認するとともに カビの培養を繰り返します。 実際に使えるものにしていく作業は けっこう大変なことです。 当社製品や 当社製品でなくても 基本的に伝統的な工法にのっとって製作されている桐たんすには問題なく使用できるものになりました。 通販とかで なんだかよくわからないことをしているものについては 検査のしようもありませんので 確認ができていません。 一方 他の木材の表面に塗っても 表面に色がつかないので問題なく使用でき、防カビ効果も期待できます。 ★ |
★市販できる状態のものが完成しました。★
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